<第418号> 平成19.10.1  発行:刈谷医師会   責任者:会長 石 川 平 八


平成19年10月01日発行表紙 

表紙説明  山中揚水機塔跡 (高 浜)

 明治用水は、乏水地帯であった旧碧海郡一帯の灌漑の為に明治13年完成した水路。
 豊田市の矢作川から取り入れた用水は、東井筋、中井筋、西井筋に分かれ、豊田、岡崎、知立、刈谷、高浜、安城、碧南、西尾の八市の水田を潤すと共に一部上水道、工業用にも利用されていると云う。
 刈谷、知立、高浜は西井筋にあたると思われる。
 この高浜の揚水塔は今は使用されていませんが市内には数ヶ所残存し往時をしのぶ遺跡となっています。田に水を引き込む現代の技を近くで見つけました。(写真下)
 用水路は知立市内の街中でも、かつてはその流れをまじかに見る事が出来ました。現在は危険性を考慮して全てにフタがされ、その上は遊歩道などに変身し流れを確認出来ません。
 緑一ぱいの大豆畑と、秋になりきれぬ夏の雲とのコントラストが印象的でした。

(永田隆郎 記)


第418号  も く じ
巻頭言
 メディカルコントロール協議会と救急救命士 理事 大西典好
学術コーナー
 病院前救護とG2005 刈谷豊田総合病院
   救急・集中治療部部長 三浦政直先生
刈谷眼科医会
 加齢黄斑変性の基礎と臨床 名古屋市立大学眼科 准教授 安川 力先生
理事会メモ(臨時・第10回)
支部だより(刈谷・知立・高浜)
シリーズ
 刈谷豊田総合病院 小児科紹介 小児科部長 山田 緑
介護保険におけるアンケートの集計 介護・福祉医療委員会
知立支部同好会旅行
 伊良湖・日間賀島周遊 岩瀬祐司
会員サロン
 私の旅・・・杉原千畝記念館を尋ねて 中野洋子
小説
 『流浪の魂』(5) −再び樹神信太の家庭− 神酒 葵(酒井 充)
休日診療だより 休日診療担当委員会
表紙説明
 山中揚水機塔跡 (高浜) 永田隆郎
 編集後記 鈴木一正